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2018年11月30日 (金)

向島の紅葉

 瀬戸内海に浮かぶ向島は温暖な日々が続いています。11月の末日ですが、冷え込みも無く、モミジの木も半分ぐらいの葉っぱが落葉せずに残っている様です。夕方の買い物の前に、高見山の北山麓にある洋蘭センターに出かけました。

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 葉っぱがあり過ぎて写真になりません。葉っぱの重なりが少ないところを探して園内を歩き回るうちに、葉っぱの間隔が適当に空いているところを見つけました。

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 葉っぱの色を少し濃くするために、明るさを0.5段分暗くして撮り直しました。シャッタースピードを、1/250から1/350に変更しました。

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 急な冷え込みや雨が無い限り、あと2週間ぐらいは散らないような雰囲気でした。

 翌日、同じような夕日の真逆光の時間帯に訪れました。前日と同じでは面白くないので、隣の木の下にもぐりこんで、いい場所を探しました。

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 翌々日の午後も、出かけました。家から近いとなんてラクなんでしょうか。買物の前に、車で5分遠回りをしたら現地に着きました。

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 明日から2日ほど雨の予報です。葉が落ちずにどれだけ持ちこたえることができるか楽しみです。


2018年11月28日 (水)

尾道の廃墟

 今日は趣向を変えて、廃墟になったビルを写してみました。雨が降りそうだったので、紅葉をあきらめて、前から気になったいた場所に行ってみました。尾道大橋の本土側のすぐ東側にあり、橋を通るときにいつも上からチラット見ていたのですが、近くで見上げたのは初めてでした。

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 まずは、白黒で。屋上にはゴンドラ用のレールがあります。あまり現実味が無く、過ぎてしまってどうしようもない過去の感じがしました。

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 次は、いつものカラー写真です。窓ガラスの反射、コンクリート壁のくすみ、ツタの紅葉や錆びた赤色、緑色の葉っぱ。白黒よりもカラーの方が説得力がありそうです。



2018年11月22日 (木)

西予の旅

 愛媛県の西予市(セイヨシ)に出かけました。名前の通り、四国の西中央にありました。

1 須崎海岸

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 ここの海岸の岩は面白く、地層が縦じまとなっていました。太古からの地殻変動の歴史があるのでしょう。

2 宇和米博物館

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 宇和(ウワ)小学校を建て替えたときに、古い校舎を高台に移築したそうです。教室には稲の標本や耕運機などの道具が展示してありました。ここの長さ109mの廊下は有名です。雑巾がけの歴代記録や年代別平均時間などが黒板?に書いてありました。雲の間から太陽が出て、その光で窓枠の影ができるのを待って、写真を撮りました。急いでいたのでにピントが手前になリ過ぎて、廊下の奥の方がピント外れになってしまいました。

3 内子の資料館

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 西予から帰る途中に、内子町(ウチコチョウ)で寄り道をしました。ここでは、明治から大正にかけて蝋燭のロウの生産が盛んでした。よく儲けた様で、贅を尽くした立派な家でした。ウルシ科の植物であるハゼノキからロウを作ります。実を蒸してから絞ってロウを抽出し、天日で漂白すると商品になります。灯り用のロウソクだけでは無く、口紅などの化粧品、クレヨンなど幅広い用途だったそうです。大正以降は、安価な工業製品が登場して、一気に衰退しました。幸いにも、全国でこの上芳我邸(カミハガテイ)だけが、当時の姿で残ったそうです。


2018年11月14日 (水)

今高野山

 世羅の今高野山に行ってきました。平日はいつも貸し切り状態だったはずなのに、今日は人が大勢、上の駐車場にも7台以上。こんな今高野山はみた事がありません。新聞か何かに出たようです。
1 背景が暗めなもの

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2 背景を明るくすると

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 背景の感じで、全体の印象が変わるようです。

3 葉っぱのアップ

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 赤い背景に赤い葉っぱを重ねてみました。

4 明るめの赤の洪水

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 背景を暗めでなく、明るめにしました。正確には、そんな構成にたまたまなりました。

 今日は、いつもの様にじっくり構図を決めてではなく、サクサクと感じたままに撮ってみました。これもなかなか楽しいものでした。但し、撮った後で画面を見直すと、小枝はもう少し中央から外した方が良かったとか、タネが光ってめざわりだとか、もう少し気をつけるだけで改善できた事が出来なかったので少し残念でした。

 

2018年11月 7日 (水)

晩秋のバラ

 今治市大島のよしうみバラ公園に出かけました。事前に支所に電話して、見頃との情報を得ていました。秋のバラを撮るのは初めてです。コスモスが終わったのにバラが咲いているとは、バラの強い生命力を感じました。

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 いつもの安直な定番である、御一人様と下々の者ども、こんな感じで撮ってみました。

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 やっぱり花は逆光じゃなくちゃ。背景を明るくするために上45度を見上げて撮りました。中腰がつらく風もあったので、三脚を使いました。風に揺れていましたが、ライブビューの10倍拡大でおしべに手動でピントを合わせました。花が揺れているので10倍表示の画面では画像が揺れすぎてピント合わせどころではありません。花のユレが少なくなったのを見計らってピンを合わせて素早くシャッターを押しました。

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 やっぱり写真は遊び心が無いと。明るさを1/2段づつ変えて4枚写してみて、明るい方から2番目を選びました。初夏と違い葉っぱが少ないので明るさが強烈になってしまいました。いいんですこれで、しょせん遊びですから。


2018年11月 4日 (日)

神楽 ヤマタノオロチ

 向島で祭りがありました。午後2時より神楽があったので出かけました。広島市北方の本郷神楽団の公演でした。演目は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)でした。

1 事前準備

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 オロチ(大蛇)が娘を食べに来る前に、迎え撃つ須佐之男命(スサノオノミコト)側は、オロチの好物の酒を赤い樽に用意しました。当然、酒には毒が入っています。

2 オロチ登場

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 オロチが出てきました。八岐なので、頭が八つで胴体が一つのハズですが、演劇上の都合で色違いの蛇が8匹でした。オロチが酒を飲む場面の写真は失敗しました。

3 戦い

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 スサノオが剣を最後になったオロチの口に突き刺して、オロチを退治しました。スサオノの足元にはすでに討ち取った蛇の頭があります。めでたく終了しました。

 

2018年11月 2日 (金)

足摺岬の旅 石碑編

 高知県の四万十市(旧中村市)から土佐清水市に行く途中に、真念庵があります。この庵には珍しい石碑があったので写真に撮りました。

1 真念庵前の石碑

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 中央に弘化二年九月とあります。弘化二年は1845年で明治維新の23年前です。幕末の頃です。左側に詩句があるので読んでみました。

原文 いざり立目くらか見たとをしか云

    つんぼが聞たと御四国のさた

読み いざりたち、めくらがみたと、おしがいい

    つんぼがきいたと、おしこくのさた

意訳 いざりが立ち、めくらが見たと、唖が言い

    つんぼが聞いたと、四国の評判

 今となっては、不適切な単語の羅列となっています。体の色んな所が悪くても遍路をすれば回復する、との意味でしょう。これほど遍路には絶大な御利益があると書いてありました。

高知県を過ぎて愛媛県最南端の愛南町にも面白い石碑がありました。

2 愛南町柏のへんろ石

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 この道しるべは、明治34年に建てられました。哲学的な詩句が彫ってあるので写真に撮ってみました。

原文 以登嬉し まよひもとけ天 法能みち

読み いとうれし まよいもとけて ほうのみち

意訳 大変うれしい 迷いもとけて 法(正しい)の道

 言っている内容は、遍路をすると迷いが無くなる、と解釈できます。

 写真の右面上部には、右から読んで<舟のりば>とあります。この道しるべの近くに愛南町役場内海支所があったので、この付近に船着き場があったかどうか尋ねてみました。沿岸だから船には乗れますが、船着き場や定期航路はなかったとのお答えでした。これらから個人的に推測すると、標高470mの柏坂を越えて宇和島方面に行くのが通常の遍路の道順ですが、これがつらそうならば、迷わず漁師に船を出してもらって坂を迂回するのも良いのでは、と受け取れると思います。一般的に歩きの遍路は全行程1200キロを全て歩く気概でいます。天気が悪いときなどは、交通機関を使ってもご利益は変わらない、との大胆なご提案ととらえてもいいのでは、と思いました。今様に言えば、特定の分野= #henro への短文投稿(ツイート)でしょうか。 


2018年11月 1日 (木)

足摺岬の旅 海編

 四国本土の南西端にある足摺岬に行って来ました。

1 鵜ノ岬からの眺め

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 足摺半島の西海岸にあるウノミサキの展望台から足摺岬の方向を望みました。太平洋の波が砕けて白くなっていました。

2 ウスバエ その1

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 鵜の岬から少し足摺半島の根本に移動するとウスバエがありました。白く砕けた波と群青色の海水が混じって、白濁した青色をしていました。

3 ウスバエ その2

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 レンズをAPS換算で80mmから38mmに交換してみました。ウスバエのウスは臼です。バエは波の下に石と書きますが、うまく表示できませんでした。

4 海の写真のコツ

 太平洋の沿岸で撮った海の写真について、より見栄えのする写し方をまとめてみました。

PLフィルターを使う

 フィルター無しで撮ると、薄白い雲の色が反射して海面が青白く写ってしまいます。フィルターを付けると海水本来の色である濃い青色の海面となります。フィルターを回転させて効果を目で確認してから写します。当然効果が高いほど光が少なくなり、最大効果で約1.5段暗くなります。今までの経験ではいつも最大で使いました。今回もまずはフィルターのあるなしで撮り比べて、あった方が良いと思いました。海の色が異様に濃くなりますが、心の記憶色にはより近いと思います。また、画面を横位置から縦位置に換えるとフイルターも90度回します。よく忘れてから、一枚撮ったあとで気づくことが多いです。

大きな波が来るのを待つ

 波は10分ぐらいの間隔で大きくなる場合が多く、次の大きな波が来るまでに、構図や明るさの設定をしておきます。

波はほどほどが良い

 大きな波ほど画面が躍動的になりますが、大きな波が最高潮のところで写すと画面が白くなりすぎて結果的に白けた写真になります。最高調の波が少し引いて画面の白さがほどほどになった時が写し頃と思います。波をサインカーブとすれば、ピークから半周期程度遅れたタイミングが良いでしょう。

海の色は暗めが良い

 画面の明るさの設定は通常、陸地の明るさに合わせます。空はそれよりも1.5段ぐらい明るくなり、海面は1段ぐらい暗くなります。また、撮った写真のヒストグラムとハイライト警告を見て、空が飛ばない程度に明るくするのが基本と思います。この基本値からプラスとマイナスに補正した写真を数枚撮ってみて、その構図の明るさを決めています。海面の青さを強調するにはいつもの基本値よりマイナス目にしたほうがいいと思います。青さが増して、見た目の印象が強くなります。薄めが好きな方もいるかとおもいますが、僕は濃いめが好きです。

ピクチャースタイル

 現像の画質は、標準(S)で宜しいと思います。PLフィルターが無い場合には風景(L)で同様な効果があります。PLと風景の同時使用は、色が強調され過ぎるのであまり好きではありません。風景を使う場合にはPLの効果を最大値から少し下げればと思いますがまだ試していません。

今回の反省

 PLフィルターを最大の効果で使ったので、海の色が濃くなり過ぎたようです。黒潮の黒いイメージを思い込み過ぎていたかもしれません。この次はもうチョット回転させて、控えめな紺碧にしてみようと思います。


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